私たち日本人は、四季おりおりの変化を”しゅん”(食べ物のもっとも味のよい時期)と名づけた海、山の幸で味わってきました。
いま、季節感が薄らぎつつある世の中だからこそ、味の宝物を大切にしたいと”花むら”では考えています。そのために、何よりも材料の吟味には、一番の努力を払っております。これが私どもの”味の良心”です。
春の素材(3月~5月)
春の香りを衣に包みお届けする春の天ぷら
魚: 白魚・若鮎・ぎんぽう(銀宝)
野菜: 筍・三つ葉・たらの芽・空豆・さやえんどう・アスパラ・蕗のとう
夏の素材(6月~8月)
土用のうなぎは、夏ばてを防ぐ先人達の知恵。天ぷらも同じ効果を発揮する。天ぷらの季節がやってきた夏
魚: キス・穴子・鮑・アオリイカ・蝦蛄(しゃこ)・車海老
野菜: 谷中しょうが・みょうが・いんげん・ハス
秋の素材(9月~11月)
山の幸が届いた秋
魚:はぜ
野菜: さつまいも・ぎんなん・松茸・小茄子・椎茸・栗
冬の素材(12月~2月)
海の幸の季節。熱燗で、冬の天ぷらを味わう
魚: メゴチ・貝柱(青やぎ)・スミイカ
野菜: 京人参・春菊